表層圧密テクノロジー Gywood ギュッド

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平成30年度新製品開発による多摩産材普及事業を採択!

ナイス株式会社は、東京都が実施する平成30年度新製品開発による多摩産材普及事業の採択を受けました。

この事業では、Gywoodを活用した多摩産材無垢フリー板を開発します!

表層圧密により得られる物理的な特性や美しい木目の意匠性などの特長を備えた高付加価値製品として、大消費地である東京都を中心にプロモーション活動を展開します。内装材・家具など目に見えるところで幅広い用途提案を行い、多摩産材の普及・利用拡大に取り組んでおります。

今後、増えてくる多摩産の大径材利用の活路を開き、東京都における伐採・利用・植栽・保育という「森林の循環」に寄与する取組を目指します!

 

先日、補助事業の一環で多摩産材の原板を調達するため、東京都あきる野市の製材工場を2箇所、訪問しました。

Gywoodの無垢フリー板の材料はスギの大径材です。

今回、原材料となる丸太を確認しました!

製材工場の担当者様からは、36cm上(直径が36cm以上)の丸太が集まらず苦労したというお話がありました。

そのため、原木の価格も高いそうです…

地域によって、大径材の出材率も様々です。

東京都は全国平均と比較しても、森林面積は小さいので、大径材の出材量も少なくなります。実は、木材を調達する上で、山の資源を考えて、製品の規格(標準)を考えるということは非常に重要な視点です。

丸太が集めにくいということになれば、調達コストも高くなります。

フリー板規格をどのように設定するか、今後の検討課題です。