表層圧密テクノロジー Gywood ギュッド

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「WOODコレクション2023」で東京都の企画展示に協力をさせていただきました

1月31日(火)と2月1日(水)の2日間に東京ビッグサイトにおいてWOODコレクション2023」が開催されました。

東京都と日本各地が連携し、地域材の利用拡大を図ることを目的としており、

全国の木材に関わる事業者が建材や雑貨、木製玩具などを出展するイベントです。

今年は全国38都道府県から246事業者様が出展され、大盛況のイベントとなりました。

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弊社は東京都の企画展示「五感につながる、WOOD SPACE

の企画・木材製品提供・当日対応等の協力をさせていただきました。

このブースでは、国産材の木材製品の持つ魅力を五感で体感できるような展示を行い、人の健康に良い影響を与える木材の効能について、具体的なデータ・数値を基に紹介したほか、視覚、聴覚、嗅覚等を通して木の性能を体感するコーナーを設置しました。

また、ナイスオリジナルの木材商品を様々なカテゴリーで提案展示し、住宅・非住宅を問わずあらゆる場面での木質化提案を行いました。

一際注目を集めたのは「Gywood®」の関連商品です。

昨春竣工の淡路島にある坂茂氏設計の空中座禅リトリート施設『禅坊靖寧』で用いられたデッキや、ナイス本社で実際に使用されているテーブル天板類、洗練された美しさの中に温かみを感じさせる柏木工㈱様の家具等を展示させていただきました。

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来場された方からは、「家具がとても素敵で触っていて気持ち良い」、「スタイリッシュなのに温かみがある空間ができる」、

「会議用テーブルを気軽にウッドチェンジできそうなので、内装木質化へのハードルが低く感じた」等のポジティブなご感想をいただいたほか、中国や欧州の方からも、「Gywood®」の可能性について質問をいただきました。

東京都の展示のご協力という形ではありましたが、多くの方々に「Gywood®」、

広くは国産材を使うことの良さや意義を感じていただくことができました。

本当にたくさんの方々にご来場いただきました。

ありがとうございました。

「Gywood®」を用いた展示品のお写真を一部ご紹介いたします。

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『五感につながる、WOOD SPACE』エリアMAP

エリアごとにテーマを設け、木材のもつ可能性と素晴らしさをPR。

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『凸凹Gywood®(写真左)』

板を2枚重ねてプレスすることで、独自の深い凹凸を造り上げました。

ライトアップすることで凹凸が深い陰影を生み、美しい空間を演出します。

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Gywood®会議用テーブル』

テーブルの天板をGywood®に交換するだけで気軽にウッドチェンジすることができます。

ナイス本社や営業所でも導入が進められております。

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Gywood®デッキ材』

禅坊靖寧でも使用されたGywood®のデッキ材は、キズが付きづらいのに熱伝導率が低く、

裸足でもヤケドやササクレ心配が少ないといった特長があります。

また、モデルハウスで1年以上使用したデッキ材の経年変化例も展示いたしました。

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Gywood®の家具類』

岐阜県の老舗家具メーカー 柏木工様のご協力により、スギ大径木を使用したおおらかで美しい木目と、硬いにも関わらず軽量な家具が誕生いたしました。テーブル天板、座卓、ソファーの肘置きからサイドテーブル、更にはフローリングまでオールGywood®の空間。

広葉樹大径材が不足しつつある中で、スギ大径木表層圧密材を家具として製品化した画期的な展示でした。

Gywood®は、洗練されていてどこか温もりを感じられる空間づくりに貢献いたします。

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Gywood®ヘリンボーン加工 フローリング造作品』

ナイスの京都北山の社有林より切り出した北山杉を用いた展示もさせていただきました。

この幾何学的な模様はヘリンボーン(ニシンの骨、の意)加工と呼ばれており、壁の造作材としても非常にスタイリッシュです。

 

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Gywood®フローリング』

写真左から順に、

ナラ(広葉樹無垢材)、複合フロア、スギ(針葉樹無垢材(ObiRED®赤身節有))、スギGywood®

のフローリングを展示し、硬さや衝撃吸収性を比較できる装置も展示いたしました。

Gywood®は表層圧密のため、表面はミズナラほどの硬さがあるにも関わらず、内部は比較的柔らかさが残っているため、

皿の落下実験では、衝撃吸収性を裏付ける結果を出すことができました。

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最後までご覧いただきありがとうございました。